研究の紹介

Research

臨床薬理研究グループ

大月三郎先生をはじめとし、岡山大学精神科神経科は、抗精神病薬の開発、基礎研究において、様々な業績をあげ、貢献してきました。
現在、臨床薬理研究グループは、慈圭病院の武田俊彦先生、たいようの丘ホスピタルの原田俊樹先生を中心に、岡山大学にて年二回の総会を続けています。夏の総会では、例年、若手の先生が3~4名発表するのですが、第47回岡山臨床精神薬理研究会(2015年)では、岡山県精神科医療センターの佐藤康治郎先生が「ADHDの薬物療法について」、当科の井上真一郎助教が「リエゾン領域におけるベルソムラの使用経験について」、慈圭病院の吉村優作先生が「アリピプラゾール持効性注射薬について」それぞれの使用経験と文献考察を発表しました。冬の総会(第46回岡山臨床精神薬理研究会)では、幹事が選考し外部講師を招聘するのですが、Stahlの有名な教科書である「精神薬理学エセンシャルズ」の翻訳をされた、精神薬理学の第一人者である、さいたま市立病院精神科の仙波純一先生においでいただき、抗うつ薬についての講演を、第44回岡山臨床精神薬理研究会は、佐賀大学の門司晃教授においでいただき、「炎症仮説に基づく精神疾患の研究」について御講演いただきました。
研究論文については、英語の症例報告や、和文では臨床精神薬理雑誌を中心に、最優秀論文賞、優秀論文賞に、慈圭病院の武田俊彦先生、慈圭病院の吉村優作先生、岡山県精神科医療センターの吉村文太先生、当科の髙木学助教と岡山県より最近4名が受賞しております。また臨床精神薬理学会の専門医試験に合格するよう、勉強会も開いており、薬理に強い岡山を、是非若手に継承していただきたく思っています。