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山田裕士助教、藤原雅樹助教らの論文がPsycho-oncologyに掲載されました。

May.01.2023

Perceptions toward issues in cancer care for people with mental illness among psychiatric care providers: A questionnaire study. Psychooncology.

著者:
Yuto Yamada, Masaki Fujiwara, Tsuyoshi Etoh, Riho Wada, Shinichiro Inoue, Yoshiko Mimaki, Masafumi Kodama, Yusaku Yoshimura, Shigeo Horii, Takanori Matsushita, Maiko Fujimori, Taichi Shimazu, Naoki Nakaya, Shiro Hinotsu, Masahiro Tabata, Kenji Tamura, Yosuke Uchitomi. Norihito Yamada, Kiwamu Nagoshi, Masatoshi Inagaki

http://doi.org/10.1002/pon.6143

精神障害をもつ方では、がんの診療に格差を生じていることが知られており、倫理的な問題となっています。私たちは以前の研究で、こうしたがん診療格差につながる具体的な課題を医療従事者対象のアンケート調査によって広く抽出しました。今回の論文では、精神科医療従事者が認識する課題について、どの課題に対する取り組みがより困難もしくは不十分であると認識されているのかをアンケート調査によって明らかにしました。精神障害をもつ方のがん治療へのアクセスを向上させるために、精神科医療従事者もがんの検診や治療について最低限の知識を身につけて患者さんのサポートにあたることが求められます。また精神科医療機関とがん医療機関の連携を強める仕組みづくりが必要です。
こちらの研究は岡山・島根県内の精神科病院に勤務する医療スタッフのご協力を得て実施いたしました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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