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山田裕士客員研究員の論文がPsychiatry and Clinical Neurosciences Reports誌に掲載されました。

Aug.26.2024

Failed prevention of benzodiazepine withdrawal symptoms due to spontaneous expulsion of diazepam suppository administrated via stoma: A case report
著者:
Yuto Yamada, Masaki Fujiwara, Misako Torigoe, Manabu Takaki

DOI: 10.1002/pcn5.70001

ベンゾジアゼピン系薬剤は中止時に離脱症状を生じることが知られています。長期にベンゾジアゼピン系薬剤を内服しているケースでは、周術期での内服中止時に別の投与経路で薬剤を置換し、離脱症状を予防することがあります。今回我々は、周術期でのベンゾジアゼピン系薬剤の置換をストーマからの坐剤投与で行ったところ、坐剤がストーマから自然排出されていたことで離脱の予防に失敗した症例を報告しました。ストーマからの坐剤投与はそもそも推奨がされておらず、経静脈投与などのより確実な置換方法の重要性を強調しました。

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